15. 8月 2015 · ピアノ一台で曲を再現・ピアノアレンジのコツ はコメントを受け付けていません。 · Categories: アレンジ, ピアノレッスン

Old_Amagi_Tunnel

 

この写真は、旧天城トンネルです。

なぜ? といいますと

今日は最後に「天城越え」ピアノソロの動画がついているからです。

はい、それは後ほど。

 

前回に引き続き、もう少しピアノ耳コピーのコツです。

今日は、耳コピーというよりもっとその先。

ピアノソロ・アレンジの場合ですね。

 

昔からピアノは

「1台でオーケストラ」というような言い方をされるくらい

あらゆる楽器の音域をカバーして表現できるという特性があります。

 

オーケストラ音楽やバンド音楽、どんなに編成の大きい曲でも

ピアノ1台でなんとなくそれっぽい感じに弾けてしまうので

いろいろな曲が、ピアノソロ・アレンジにしやすいのです。

 

そういう大編成の曲をピアノソロ・アレンジにしようと思う場合、

大きく2つの方向の考え方があると、私は思います。

 

1.癒し系ピアノアレンジ「バラード主義」

 

やっぱりピアノソロというと

なんとなく優しくゆったり

アルペジオがポロポロンと流れて・・・癒し系(?)

みたいなイメージがありますよね。

 

もちろんそれもありでしょう。

つまり、原曲がどんなリズムであろうと、テンポが速かろうと

こっちは別モノ!と考えて、原曲にこだわらず

ゆったり優しいニュアンスに変えて弾く、という考え方。

「バラード主義」とでもいいましょうか。

 

まあ、はやい話が

なんでもかんでもスローバラードにしちゃえばいいわけで(^ ^;;

これはこれでサマになることも多いし、

なんか感動的に聞こえるし、

初心者の方でも手がつけやすいやり方です。

 

2.原曲の再現にこだわる「原曲主義」

 

さて、もう一方は。

原曲のテンポ、リズム、ダイナミクスなど、可能な限りコピーして

まるで原曲の再現のように弾くという考え方。

私の言い方をすると「原曲主義」

(余談ですが草津温泉のキャッチコピーは「源泉主義」ですね。

個人的にあの直球な感じが好きです)

 

この原曲主義をやるためには、

楽曲のアレンジ全体を聴き取る力が必要になります。

 

前回の記事で書いたベースをはじめ、

ベースと一緒に絡んでいるドラム。

それを土台にバンド全体が出しているノリ、ビート感。

他の楽器が要所要所でやっている特徴的なフレーズ。

印象的なキメ、など。

 

それらをトータルして、なんとか

ピアノ1台、指10本でおさめてしまう、というわけです。

 

歌の伴奏の場合、こういうふうにしてあげると

特にアマチュアの方には歌いやすいと思います。

 

こういう方向性で、特に大事なところは

 

ここは抑えてじっくり・・・ここからだんだん盛り上がる・・・

ここでアオッてきて、ここから思いっきりヤマ!

フッとブレイク、いきなり落とす・・・

 

みたいな、この全体のエネルギーの山・谷ですね。

これがコピーできると、すごく「その曲らしく」なります。

 

私は、こっちのやり方が好きですね〜。

やってておもしろい。

もとはぜんぜんピアノっぽくない曲を

いかに原曲っぽくピアノアレンジするか、みたいなことに

私は昔から情熱が沸くところがあります。

 

じゃあ、このやり方ってどうやるんですか?

といわれると、

残念ながらこれは教えられるもんじゃないですね〜。

 

べつに秘密にしてるわけじゃないんだけど

それができるようになるためには、

積むべき基礎が膨大すぎるし

めんどくさすぎて教えるのムリだと思うヽ(´Д`)ノ

 

唯一言えることは、とことん原曲を聴きこんで

細部まで再現するつもりでコピーしてみてね!

というほかありません。

 

という無責任な結論で終わったところで(^ ^;;

最後に最新のピアノ動画をアップしたのでシェアします。

石川さゆりさんの「天城越え」を

そのような原曲主義でピアノアレンジしました。

 

この曲はすごくメリハリ/山・谷がハッキリしているので

弾いててすごく燃えるんです。

ざっくり1発録りなので、荒削りなところもありますが

 「アラがあ〜っても、もういいの〜♪」ということにしました。

 

ひととき、ご笑覧くださればなによりです。

 

 

 

 

 

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